SNSや口コミで抱っこ写真を見ても、同じ猫を誰でも抱き上げてよいとは限りません。抱っこは猫の移動を制限し、人の腕から落下する危険もあります。
まず宿へ確認する
抱っこ禁止、スタッフだけ可能、猫が膝へ乗る場合だけ触れ合えるなど、規則は宿ごと・猫ごとに異なります。過去に許可された経験より当日の案内を優先します。
「この猫は抱っこできますか」と聞くときは、抱き方、場所、時間、子どもの可否まで確認します。許可が曖昧なら抱き上げず、床や椅子での触れ合いを選びます。
猫から乗ることと持ち上げることは違う
猫が膝へ乗るのは猫自身が選んだ移動です。床や椅子から人が持ち上げる行為とは違います。膝へ来ても腕で囲まず、降りる空間を残します。
肩や背中へ自分から乗った場合も、そのまま立ち上がったり歩いたりしません。姿勢を低く保ち、スタッフへ安全な降ろし方を聞きます。驚いて飛び降りる可能性を考え、無理に引きはがさないでください。
写真のために抱かない
記念撮影のため猫を持ち上げ、カメラへ向けたり他の人へ渡したりしません。撮影可能でも、猫が自然に近くへいる場面を選びます。
宿から許可された場合も短く
スタッフが抱き方を案内した場合は、胸と後肢を支え、高い位置へ上げず、猫が体をひねる・足を伸ばす前に安全な場所へ降ろします。子どもだけで抱かせません。
猫の反応を見分けられない場合は、抱っこしない選択が安全です。
降りたがる前に終える
体をひねる、後肢を伸ばす、周囲を見る、耳を伏せる、しっぽを強く動かすなどの変化が出る前に、短く終えます。嫌がってから強く保持するのではなく、猫が落ち着いているうちに安定した床や台へ戻します。
宿から許可されても、次の人へ順番に手渡しません。一度の短い接触で休憩を取り、猫が再び近づくかを待ちます。
落下・爪・既往歴のリスク
高齢、関節の痛み、過去のけがなど、外見から分からない事情があります。猫が暴れたときに強くつかむと双方がけがをします。扱いは飼い主である宿へ任せます。
子どもや複数人で囲まない
子どもが抱っこを希望しても、写真のために大人が猫を載せません。猫が膝へ来る形式を宿が認めている場合も、大人が隣で見守り、顔を近づけず、猫の出口を空けます。
一人が抱いている猫を周囲から撫でると、逃げる方向がなくなります。同行者は距離を取り、撮影する場合もフラッシュや掛け声を使いません。
引っかかれたり噛まれたりしたら
猫を投げ出さず、可能なら低い安全な場所へ降ろしてスタッフへ伝えます。傷は流水で洗い、宿の案内に従って医療機関へ相談してください。猫を叱る、再現して原因を確かめる行為は避けます。
まとめ
「抱っこできる猫」は常時の許可を意味しません。宿へ確認し、猫が膝へ来る選択を優先し、写真のために持ち上げないことが基本です。
猫が撫でられやすい場所も参考に、床にいる猫との短い交流を選びましょう。
参考資料
※猫の抱き上げは宿の許可と指示がある場合だけ行ってください。

